オープンイノベーション事例紹介
KH i-LabではWROC戦略というメンバー個々の特性を生かした探索活動を推進しています。その中で、ケミカルからバイオ、地球規模の課題から顧客の抱えるローカルな問題まで、様々な技術・社会課題の領域をターゲットとすることができます。幅広い探索活動がKH i-Labの強みです。
アイデアの種
社会課題・技術シーズから得らえたアイデアの種は、KH i-Labのナレッジとして蓄積されています。そしてそれは、思いがけない刺激によって芽を出すかもしれません。みなさまとナレッジを共有することで、共創のきっかけになればと思います。
ハラル認証
人種や性別、宗教などの個人の属性による不平等を無くすことが求められています。ハラル認証の制度は、イスラム教上のタブーに対応するためのもので、宗教間の不平等の是正に繋がります。
森林整備
日本の林業は、安価で高品質な輸入木材などによって衰退しつつあります。レジリエントな国造りに不可欠な森林整備が放置されることはよくありません。国内林業を活性化させるために、様々な角度からのアプローチが必要です。
海洋プラスチック
自然界で分解されないプラスチックが違法に放棄されると、最終的には海に流れ着きます。これらのプラスチックは海洋生物へ危害を加えたり、景観を破壊するなどの悪影響を及ぼします。
昆虫食
人口増加や気候変動などの影響によって、将来的に食料が不足するとされています。エネルギー効率の良く成長する昆虫を食料とすることで、効率的なタンパク質の摂取を目指すことができます。
CNF セルロースナノファイバー
植物の成分であるセルロースを、ナノサイズの繊維状にまで分解・加工したものをCNFと言います。鉄の5倍の強度を持ち、重さは5分の1であるとして、夢の素材として期待が高まっています。
リグニン
植物の構成成分の一つであるリグニンは、芳香環を持ち、硬い成分として知られています。一方で、現状はサーマルリサイクルとして燃料利用されているのみで、有効な活用方法の開発が求められます。
DX デジタルトランスフォーメーション
企業がITを活用して、既存のビジネスモデルや組織、さらには企業風土までを変革することをDXと言います。ビジネス環境の変化が著しい現代市場に対応するためには、データとITの活用が欠かせません。
ケボニー化
ケボニー化は、木の質感や触感を残したまま、耐久性や耐腐食性を飛躍的に向上させる技術です。日本固有の杉は強度に難があり、工業的に扱われづらいですが、ケボニー化処理による高付加価値化が期待されます。
植物工場
人口増加に伴う食糧危機が問題視されている中で、気候変動に左右されない農業が求められています。AIやIoTを駆使して工業分野で行われてきたような生産管理システムを導入し、産業として農業が飛躍を続けています。
MI マテリアルズインフォマティクス
これまでの実験データを元にした情報処理により、物性予測や組成最適化を人の手だけでは到達できない領域まで探索していく材料開発が進んでいます。経験だけに頼らない効率的な研究開発が求められています。
事例紹介
2021年中の更新を目指してプロジェクトを推進しています。
Comming Soon. (2021年更新予定)
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