KHネオケム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙橋 理夫)は、2025年9月24日(水)~9月25日(木)に名古屋大学で開催される、「Glyco-Core Symposium 2025※1」に株式会社糖鎖工学研究所と共同でブースを出展いたします。
本シンポジウムは、名古屋大学と岐阜大学が共同で設置した糖鎖生命コア研究所iGCORE※2が主催する国際的な学術集会です。国内外から糖鎖研究の最前線を牽引する研究者が一堂に会し、最新の研究成果や異分野との融合を通じて、糖鎖研究の新たな地平を切り拓くことを目的としています。
当社は、本シンポジウムへの参加を通じて得られる連携や国際的ネットワークを今後の研究開発に活かしてまいります。共同ブースでは糖鎖試薬GlyMuchⓇや糖鎖を用いた創薬研究開発について紹介し、糖鎖研究の更なる発展と産業応用を推進します。
<糖鎖について>
当社は、VISION2030※3の実現に向けて、「環境」「ヘルスケア」「エレクトロニクス」を戦略ドメインと定め、新規事業の創出を目指しています。ヘルスケアドメインにおいては糖鎖の可能性に注目し、これまで独自の糖鎖及び製造技術を開発してきました。
糖鎖は、生体内においてタンパク質や脂質に結合し、細胞表面や細胞中に存在しています。これらの糖鎖は生体内で起こる様々な生命現象に関与していることから、核酸、タンパク質に並んで「第三の生命鎖」と呼ばれています。
また、糖鎖は結合している物質の機能や安定性に影響を及ぼすことが知られており、細胞表面に存在している糖鎖は、細胞の接着や分化など様々な生命現象にも関与していることから、糖鎖の異常によって引き起こされる病気や疾患も数多く存在しています。そのため、生命現象の解明や新薬の開発など、生命科学の分野において糖鎖の研究開発が盛んにおこなわれています。
一方、糖鎖は、その構造の多様性から人工合成が難しく、大量かつ安定供給が学術の更なる振興と産業利用において課題となっています。当社では、独自の糖鎖製造技術を開発し、さまざまな種類の糖鎖を大量かつ安定して供給することで、学術研究の振興と産業利用の加速を目指しています。
【出展概要】
イベント名 | Glyco-Core Symposium 2025 |
主催 | 糖鎖生命コア研究所(iGCORE) |
開催期間 | 2025年9月24日(水)~9月25日(木) |
会場 | 名古屋大学東山キャンパス 豊田講堂 https://www.nagoya-u.ac.jp/contact/directions.html |
展示内容 | ・研究用N型糖鎖試薬 ・糖鎖を用いた創薬研究開発 ・糖ペプチドの受託合成 ・糖鎖分析サービス など |
企業URL | ・株式会社糖鎖工学研究所 https://www.glytech.jp/ ・KHネオケム株式会社 https://www.khneochem.co.jp/ |
■糖鎖について
https://www.khneochem.co.jp/solution/features/glycans/
※1 「Glyco-Core Symposium 2025」について
https://igcore.thers.ac.jp/symposium/2025/
※2 糖鎖生命コア研究所iGCOREについて
https://igcore.thers.ac.jp/
※3 「VISION2030」について
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4189/ir_material_for_fiscal_ym/56482/00.pdf
◎PDF版はこちらから。
【KHネオケム㈱】250916_「Glyco-Core Symposium 2025」出展のお知らせ
※PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。
【本件についてのお問い合わせ先】
◆一般の方からのお問い合わせ先
KHネオケム株式会社 イノベーション戦略部
TEL: 03(3510)3600
◆報道関係者からのお問い合わせ先
KHネオケム株式会社 広報・IR部
TEL:03(3510)3579 FAX:03(3510)3571
東京都中央区日本橋室町二丁目3番1号