サステナビリティ

人財育成・戦略

人財の強化

人事評価制度/人財開発制度

当社では「多様な人財が活躍し、成果を最大化する企業風土を醸成する」ため、さまざまな人事制度・施策を導入しております。

人事評価制度については、年功的な昇格・昇級運用、曖昧な評価基準、評価のメリハリ不足等の課題を解決し、社員の職務と成果に基づく公正で納得性の高い評価・処遇を実現するため、2020年より、「挑戦し、やれば報われる評価・処遇制度」をテーマに、管理職を対象としたいわゆるジョブ型の人事制度を導入しました。2023年1月には一般職にも制度を拡大して導入することを予定しており、職務や役割に基づく報酬決定や若手優秀人財の早期抜擢などを通じて、実力主義に基づく納得性の高い制度を実現します。

また、当社は近年、次世代の経営幹部候補者を対象とした選抜研修(大学院プログラム・GLOBISマネジメントスクール)や、管理職を対象としたマネジメント力強化研修(マネジメントの基本・役割理解)、管理職候補者の自己認識と成長を促すアセスメント型のプレイングマネジャー養成研修、職種別に求められる専門性深化を目的とした専門別研修など、研修プログラムの拡充にも力を入れています。

今後も、新たな人事制度の導入に併せて、キャリア・デベロップメント・サポート(中期的なキャリア目標を上司と相談のうえ設定し、その実現に向けて日常業務の中で主体的に行動する)や、上司部下間の1on1ミーティングの浸透などを通じて、社員のキャリアオーナーシップの意識を醸成し、各人の挑戦・成長を支援していきます。

多様な社員が能力を十分に発揮し、活躍できる環境を整備することで、サステナブルな成長を目指します。

教育体系図

企業風土改革とエンゲージメント向上

当社は、職場の生産性向上のため、2018年より全社員を対象としたエンゲージメント調査ならびにエンゲージメント向上の施策に取り組み、管理職を対象としたチームエンゲージメント向上の研修やミーティング、日常的なコミュニケーション活性化のための「ひとこえ運動」の実施などを講じてきました。

第4回目となる2021年度のエンゲージメント調査では、初年度と比較すると全社的なエンゲージメントレベルに改善が見られるものの、前年対比でほぼ横ばいとなりました。前年よりエンゲージメントスコアが低下している部署もあり、改善に向けた原因究明および対策を実施していきます。スコアの低い部署の社員に対してはヒアリングを行い、課題の明確化および各課題ごとの対策を講じました。

エンゲージメント調査結果
エンゲージメント調査結果