サステナビリティ

働きやすい職場・ダイバーシティの推進

職場環境の改善

働きやすい職場づくり

当社では一人ひとりのワークライフバランスを尊重した働きやすい職場づくりに取り組んでいます。

定時退社日の設定やフレックスタイム制度、半日単位で取得可能な有給休暇制度、育児や介護が必要な社員向けの在宅勤務制度など、社員のライフステージに合わせて柔軟な働き方ができるような各種制度を整えています。

また、新型コロナウイルス感染症対策においては、在宅勤務制度の制限緩和、コアタイムの一時的な撤廃、Web会議の有効活用、時差出勤の推奨を実施し、現在も継続しています。今後も感染拡大防止に最大限配慮し、社会情勢を踏まえたうえで柔軟に対応していきます。

労使関係では、適正かつ良好な関係を築くため、経営者と労働組合代表で構成する「経営協議会」の場を事業場ごとに設け、経営状況、会社方針などについて定期的に議論を重ねています。

その他、メンタルヘルスケアの取組みとしてストレスチェックや産業医による面談、安全活動として工場内指差呼称の徹底や危険予知(KY)活動など、社員全員が健康で安心して業務に取り組むことができる環境づくりを推進しています。

製造事務所の更新による職場環境改善

2022年3月、四日市工場の霞ヶ浦製造事務所を更新しました。従業員が働きやすい環境を整備するとともに、地震・津波など自然災害への有効な対策を行いました。施設内には最高水準のクリーンルームを設置するなど、品質体制の強化にも取り組んでいます。

本社では2019年に現在のオフィスに移転して職場環境改善を行い、他の拠点においてもよりよい職場環境の整備に向けた各種施策に取り組んでいます。

四日市工場 霞ヶ浦製造事務所の写真
四日市工場 霞ヶ浦製造事務所
Photo:三井笑奈(川澄・小林研二写真事務所)

ダイバーシティの推進

当社では、「多様な価値観を持つ人財が活躍することが企業のサステナブルな成長に不可欠である」との考えから、ここ数年間でキャリア採用を積極的に実施してきました。多面的な背景や経験・スキルを持った人財が多く参画し、協働することで、最近では、社内に幅広いアイデアや選択肢が生まれ、イノベーションや成長を加速する打ち手が創出されつつあります。2021年は採用者数全体の67%がキャリア採用で入社しました。また、次世代育成支援対策推進法・女性活躍推進法に関する施策を講じています。当社では女性社員の活躍とキャリアアップを後押しするために、女性管理職および候補者の積極的な選定・採用に注力するほか、一般事業主行動計画においても5つの目標を掲げています。

この目標を達成するために、役員・部門長を対象とした「ダイバーシティ&インクルージョン講演会」を実施し、ダイバーシティが身近な課題であるという意識付けを行っています。今後もライフステージに応じた柔軟な働き方や、育児・介護・治療と仕事の両立を支援するため、新たな制度整備などを進めています。

社員一人ひとりが多様な価値観を認め合い、個人のライフスタイルや性別に関わりなく、誰もが活躍できる企業風土醸成のためにさまざまな活動を実施していきます。

一般事業主行動計画 目標

  1. 女性管理職比率を9%以上にする
  2. 総合職に占める女性の割合を15%以上にする
  3. 女性育児休職取得率 100%、男性社員の育児休職取得率 20%以上とする
  4. 長期的・安定的に就業を継続することのできる制度を整備する
  5. 年次有給休暇の取得率を80%以上にする

(計画期間:2022年4月~ 2024年12月)

中途採用比率

■ 正規雇用労働者の中途採用比率

2022年度 75%
2021年度 67%
2020年度 37%

(公表日:2023年9月1日)